クラウドワークスに登録すれば、Webライティングの案件をどんどん受注できるだろうと考えている人もいますよね。
しかし、クラウドワークスでは募集しているお仕事に種類があり、登録さえすれば誰でも案件に取りかかれるとは限りません。
ポチっと応募して、ライティングして、報酬ゲットできると考えている人は要注意ですよ。
この記事では、Webライティングを始めようと考えている人に向けて、クラウドワークスの仕事の種類を紹介します。
クラウドワークスでWebライティングを始める前に、クラウドワークスの仕事の種類の違いをしっかりと知っておきましょう。
クラウドワークスの仕事の種類とは?
クラウドワークスには、3つの仕事形式があります。
- タスク形式
- プロジェクト形式
- コンペ形式
Webライターに関わりがあるのは、タスク形式とプロジェクト形式です。
コンペ形式も含めて、それぞれ詳しく解説していきますね。
種類①タスク形式
タスク形式は、簡単なアンケート募集によく活用されています。
作業開始~納品までの流れをまとめてみました。
- お仕事がタスク作業で掲載される
- 作業ボタンを押して、作業開始
- 作業が終わったら、納品ボタンを押す
- 依頼主が確認、承認もしくは非承認される
- 承認されたら、報酬が支払われる
作業開始ボタンを押せば、誰でもお仕事に取り組めるので、「早い者勝ち」なイメージですね。
お仕事は件数で管理されているので、たとえば100件募集だったら、100件に達したところでお仕事は締め切られます。
依頼主とのメッセージのやり取りは、ほぼ発生しません。(私の経験からですが、今までに45件タスク形式を受注して、メッセージのやり取りをしたのは1回だけです。)
きちんと書かれていることを守っていれば、非承認になる可能性も低いでしょう。
タスク形式の案件はアンケートや体験談、感想や口コミなどの募集が多く、タスク形式×Webライティングのお仕事は少ない印象です。
タスク形式で「○○をキーワードに5,000文字の記事を書いてください」といった案件は稀で、募集件数も1件~数件なので競争率が激しくなります。
なので、Webライティングのお仕事をクラウドワークスで探すときは、次のプロジェクト形式が一般的です。
種類②プロジェクト形式
タスク形式と違って、プロジェクト形式は作業開始ボタンを押せば、誰でもお仕事にチャレンジできるわけではありません。
依頼主とやり取りをして、契約がもらえれば、お仕事ができます。
プロジェクト形式は、一般的な求人をイメージするとわかりやすいでしょう。
たとえば、下記のプロジェクト形式のお仕事に応募するとしたら、
お仕事内容:「すきまのおとも」でブログ記事を書いてくれる人募集!
募集人数:2人
応募~納品、報酬受け取りまで、このような流れがあります。
- 応募ボタンを押す
- メッセージやポートフォリオを送る
- 依頼主から返信がある(もしくはサイレントお祈り)
- 契約する
- 依頼主に仮払いをしてもらう
- お仕事を開始する
- 終わったら、納品ボタンを押す
- 依頼主が検収、検収完了もしくは再検収
- 検収完了後、報酬が支払われる
本採用の前に、書類選考や面接がある、一般の求人と似ていますね。
クラウドワークスでWebライティングのお仕事に応募する場合
- 今までに書いた記事(ポートフォリオ)
- 意気込み
- 1週間に納品できる記事数
を求められるケースが多いです。
ちなみにですが、私の経験では、Webライティングのお仕事への応募で面接をしたことはありません。
ポートフォリオの提出も必須ではなく、「あったら提示してね」くらいの案件がほとんどな印象があります。
ただ、Webライティング経験者を募集している案件では、ポートフォリオの提示をお願いされる傾向があります。
依頼主へメッセージを送って、契約できれば、お仕事へ進めるのがプロジェクト形式です。
つまり案件はたくさん出ていても、契約できなければWebライティングはできません。
クラウドワークスに登録すれば、簡単にWebライティングのお仕事を見つけられますが、受注できるかはその人次第です。
種類③コンペ形式
コンペ形式は名前の通りです。
たとえば「すきまのおともブログのロゴを考えてください。」と依頼が掲載されたら、応募者はロゴを作成して提出、依頼主が提出されたロゴのなかから1つを選んで、選ばれた応募者に報酬が支払われるという流れです。
今、クラウドワークスで「コンペ形式」「ライティング」のお仕事を検索してみたところ、ほとんどがキャッチコピーやネーミングを考えるお仕事でした。
なので、「○○」のキーワードを使って1記事書いてくださいといった、通常のライティングのお仕事でコンペ形式はほとんどないと考えられるでしょう。
まとめ
今回はWebライターが関わるであろう、クラウドワークスのお仕事の種類を解説しました。
クラウドワークスでWebライティングを始めるなら、プロジェクト形式のお仕事を受注するのが一般的です。
プロジェクト形式は依頼主と契約が必要で、応募をしても受注できるとは限らないので注意してくださいね。
事前に調べておけば、「思ってたのと違った!」は回避できます。
しっかりとリサーチをして、Webライターとしての第一歩を踏み出しましょう。